受診の際は、薬手帳等を必ずお持ちください

現在、お薬を服用中の患者様は、毎回必ず薬手帳や薬剤情報提供書など、内容が詳細にわかるものをお持ちください。

薬の相互作用を確認するために必要で、これが確認できない場合、お薬を処方できないことがあります。

EDとは

ED(イーディー)とは、Erectile Dysfunctionの略で、「性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態」のことをいいます。

勃起に時間がかかったり、勃起しても途中で萎えてしまったりして、満足のいく性交ができない・・・と感じる人は、いずれもEDの疑いがあります。

EDは「のむタイプの治療薬」が複数登場したことで患者さんの選択肢が広がったことから、より自分に合ったED治療を受けることが可能となりました。

ED治療について

泌尿器科専門医の立場からEDのご相談を承っております。
ED治療薬は「飲むと勃起する薬」ではありません。

まず問診を行って治療法をご相談します。最近の健康診断や人間ドックの結果があれば、できるだけご持参ください。

患者様の状態によっては、ED内服薬が安全に服用できるかどうかの診断のため、採血と心電図などの検査を行う場合もあります。

ED治療薬は厚生労働省の通達により、健康保険の給付対象になりませんので、本剤を用いたED治療の医療費全体が保険給付の対象になりません。したがいまして、薬剤費だけでなく、ED治療薬を適切に服用いただくための診察、調剤、服薬指導などにかかる費用も含め、医療費全額を患者さんにご負担いただくこととなります。

ED治療薬について

当院では、治療薬として次のものが処方可能です。処方については院内処方としており、薬局へ行かなくても患者様に院内で直接お渡しできます。

  • バイアグラ (ファイザー)
  • レビトラ (バイエル薬品) ←工場の生産遅延で供給停止中のため、当面処方できません。
  • シアリス (日本新薬)

治療薬のそれぞれの適応については、診察時にご相談させていただいております。

偽造ED薬・海外での健康食品について

ED治療薬は海外で偽造されたものがあり、また男性機能改善と称する海外の健康食品の中にも、表示がないまま、これらの成分が含まれているものが報告されています。
衛生・成分管理などがされていない状態での製造等で、服用すると危険であり、また実際の健康被害も報告されています。

ファイザー提供
(ファイザー株式会社公開の資料より)

ED治療薬は必ず医療機関で医師の診察の上、正規の処方を受けてください。